シューズバッグの袋口をキレイに始末する方法を紹介します。
袋口の作り方は裏地をつけないシューズバッグの出来栄えを
一番左右する部分といっても過言ではないです！！
本などではたった一行で済まされてしまいますが、
ここを少し頑張って丁寧に作りこむことによって
袋口がキレイに縫えると、初めての方でも全体の完成度が変わってきますので、頑張ってみてください♪
袋の口を↓の画像のように折りこみます。
※1cm中に折り込み、表に２cmの縫い代を作っています。
縫い代が１cm+２cmの計３cmで折り込めているか？
ということよりも、折ったところがまっすぐ折れているか？左右で曲がっていないか？しっかり確認してください。
必ず丁寧にアイロンをかけて、形がゆがんでいないか念入りに確認します。
ここがまっすぐでなかったりゆがんでいたりするとミシンで縫った時も曲がったり蛇行したりするので慎重に・・・☆
実際に定規をあてて2cm幅の縫い代が出来ているか確認するとよりキレイに仕上がります。
面倒ですが、左右の縫い代も下画像のようにアイロンで割っておくと後から縫いやすくなりますよ！
あとから持ち手をつけやすくするため、袋口の中央にチャコペンなどでしるしをつけておきます。
↓見にくいですが、私は青でしるしをつけています～。
※私は中心と、中心から1.25cmずつのところ（つまり持ち手の幅と同じ2.5cm幅）のしるしもつけています～。
※しるしは、表と裏の２箇所につけておきます。
持ち手を挟み込みながら袋の口の縫い代２cmの上下のきわ0.2cmを直線縫いします（返し縫いも忘れずに…！）。
もち手付近の縫い方がやや難解ですので、注意してください。
↓私はぬい始めは左右の縫い代と重なる部分から縫い始めています。上下２周縫う分の下から縫い始めます。
（ここからはじめた方が返し縫いが端にくるので、返し縫いが多少失敗しても目立ちにくいです。
ちょっと厚みがあるので、縫い始めにくいかもしれませんが、返し縫いがVの字になってしまう…
など、超！初心者の方でもキレイ仕上げたい時にオススメします。勿論、ここから縫いはじめなくてもOKです）
工程２でしるしをつけたところの近くまで縫えたら持ち手（長い方）を差し込みます。
※あまり奥まで差し込まず、１cmくらい差し込めればOKです。
※持ち手の部分は負荷がかかるのでできれば返し縫いをします。
この部分は、縫い代を折り返している上に、持ち手も折り返しているので、かなり厚みがあります。
生地が進みにくいので、ミシンのスピードを落として、ゆっくり丁寧に縫い進めます。
生地が厚いので無理に縫うと針が折れます！
（厚地用の糸と針に変えればいいのだと思いますが、、普通のご家庭にはありませんよね･･･。
私も持っていないです＞＜）
また、持ち手を縫い終わった直後、布の厚みが急に変わるので、針がずれることがあります。
とにかく持ち手の付近はゆっくり慎重に縫いすすめましょう。
反対側の持ち手のしるしまで縫えたら、また持ち手（短い方）を差し込みます。
※こちらもあまり奥まで差し込まず、１cmくらい差し込めればOKです。
※こちらも持ち手の部分は負荷がかかるのでできれば返し縫いをします。
１周縫い終えたら次は上下２周縫う分の上を縫います。
縫い始めはまた同じく袋口と左右の縫い代が重なる部分から縫い始め、持ち手の部分まで縫い進めます。
持ち手（長い方）の部分まで縫えたら
今度は、持ち手を半分に折りたたんで、先を奥まで差し込みます。
う～ん厚い！！
今回持ち手をキルティングで作ってしまったせいもありますが、
とんでもなく厚いです。（＾＾；）
針が折れるかもしれない･･･とビクビクしながら、1針ずつほぼ手回しと同じくらいのスピードでゆっくり縫い進めます。
返し縫いもがんばってします。
この部分は、がんばってー！！とミシンを応援しながら縫います。笑
持ち手がアクリルテープの方はそれほど大変な難所にはならないかもしれませんね～。
反対側の持ち手（短い方）まで縫えたら、また持ち手を半分に折りたたんで奥まで差し込みます。
この時、Dカンを１つ通しておきます。
ぐるっと２周袋口が縫えました♪
厚みがある部分を縫うのは大変です＞＜。
持ち手を縫うときに何度針を折ったことか･･･汗
最後まで縫えたらミシンと自分をほめてあげましょう。笑
