初心者のための裁縫の基本

入園入学グッズの布の裁断サイズの決め方

入園入学グッズを手作りするための
生地の購入とその他材料の購入が終わったら、いよいよ制作!!
ここでは生地の裁断サイズの決め方について説明していきます。

最近は無料の型紙も多くありますが、
型紙がなくても入園・入学グッズは作れますし、
自分で型紙を作ることもできます。

もちろん私は初めは自分で型紙など到底作れませんでした。

でも、仕組みが分かれば案外簡単なものであることに気づきました。
その仕組みとは、布の裁断サイズは
出来上がりのサイズ+縫い代+あればマチの長さ
で決まるということです。

この方程式さえ頭に入っていれば基本の入園・入学グッズ作成には困りません。

例えば
◎レッスンバッグ 
出来上がりサイズ 縦 30センチ 横 40センチ マチ5センチ 
左右の縫い代1センチ、袋の口の1センチ折り込んで縫う場合の縫い代 3センチ(折り込まない場合は2センチ~2.5センチ)で計算する場合 
一枚布の場合は
縦 出来上がりサイズ 30センチ×2 + 袋口の縫い代 3センチ×2 + マチ5センチ = 71センチ
 
(縦半分に折って、真ん中の部分を底にしますので、表と裏の分の布が必要になり、×2 となります)
横 出来上がりサイズ 40センチ + 左右の縫い代 1センチ×2 + マチ5センチ = 47センチ
 
(左右の縫い代は右1センチ+左1センチなので、×2 となります)
つまり、
出来上がりサイズ 縦 30センチ 横 40センチ マチ5センチ のレッスンバッグを作る場合の
型紙のサイズは  縦 71センチ 横 47センチ  となります。
(レッスンバッグ底の横の長さが40センチ、袋口の部分の横の長さが45センチのやや台形の形になります。通常のレッスンバッグは大体台形にような形になっています。)
この計算式が分かれば
もう、型紙つきの本を購入したけど、作りたいものとサイズが違う…
ということで悩むことはなくなります。

<ワンポイントアドバイス>
布の裁断を行う時には、
布にマチ針で型紙をとめて裁断する方法もありますが、
私はいつも型紙は作らず、
上の計算式で計算したサイズどおりにチャコペンシルで線を引いて裁断しています。

型紙どおりに布を裁断する、というのも
型紙が浮いてしまってかえって切りにくかったり
型紙ごと誤って端を裁断してしまったり…!
布をキレイに裁断するのも実は初心者には結構大変な作業です!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です