簡単なアウトラインステッチの刺し方を紹介します。
アウトラインステッチは、刺繍の基本の刺し方の1つです。
刺繍にもいろいろな刺し方がありますが、
刺繍を全くしたことがない初めての方でも失敗しにくい刺繍が
アウトラインステッチです。
アウトラインステッチを一度マスターしてしまえば、
いろいろな形の刺繍に応用することができ、アレンジ自在です♪
入園入学グッズのデコテクにオススメです☆
※素人の独学による刺繍ですので、刺繍専門の方から見ると、おかしなところがあるかもしれませんがご了承ください。
＜刺繍糸を２本抜き取ります＞
刺繍糸は６本の糸から１本が出来ていますので、
そこから２本だけ糸を抜き取ります。
太めの刺繍がお好みの場合は３本でもOKですが、４本以上になると
刺繍針が無い場合は、針穴に通すのがなかなか難しいです。
刺繍糸は１００円均一ショップなどに売っているものを使っています。
刺繍糸によってはスッととれる場合もありますが、
無理に引っ張ると糸がからんでしまいますので、
やさしくそっと１本ずつ抜き取ります。
＜刺繍糸を針に刺します＞
本来は刺繍針という、刺繍専用の針がありますが、
我が家にはありませんので普通の縫い針に糸を通しました。
刺繍針の方が、針穴が大きく、糸が通しやすいので、
気になる方は刺繍針をご用意ください☆
本来の刺繍では玉結びや玉止めはしないようですが、
刺繍を専門に行うわけではなく、
ましてや子供が使うものなので、
今回は刺繍の基本はさておき、
糸を２重にして玉結びをつくっておきます。
生地の裏から表に針を通します。
工程１で針を出した縫い始めの部分を「①出」とし、
「②入」→「③出」の順に針を出します。
「①出」から出した針を、数ミリ右の「②入」から入れ、
「③出」から出します。
「③出」の位置は、「①出」とほぼ同じ場所か、やや上のあたりにします。
「①出」から出した糸の位置は、常に上におくか、下におくか、
どちらかで統一します。
統一しないとねじれる方向がバラバラになってしまいます。
私は「上」に統一します。
また、キルティングに刺繍をする場合は、
キルティングは２枚の布から出来ていますので、
2枚のうち、上の布だけをすくって刺繍をすると、
縫い目が裏にひびきません。
もう少し大きな画像で確認してみましょう～
↓一針目を刺しました～。
↓針を引き抜くと、こんな風になります。
「③出」→「④入」→「⑤出」の順に針を出します。
「③出」から出した針を、数ミリ右の「④入」から入れ、
「⑤出」から出します。
「⑤出」の位置は、「③出」とほぼ同じ場所か、やや上のあたりにします。
糸の位置が常に上か下になるよう注意します。
こちらももう少し大きな画像で確認してみましょう～
↓二針目を刺しました～。
↓針を引き抜くと、こんな風になります。
「⑤出」→「⑥入」→「⑦出」の順に針を出します。
「⑤出」から出した針を、数ミリ右の「⑥入」から入れ、
「⑦出」から出します。
「⑦出」の位置は、「⑤出」とほぼ同じ場所か、やや上のあたりにします。
糸の位置が常に上か下になるよう注意します。
こちらももう少し大きな画像で確認してみましょう～
↓三針目を刺しました～。
↓針を引き抜くと、こんな風になります。
以降同じ手順で繰り返し、目的の位置までアウトラインステッチをします。
縫い終わりの始末として、「出」から出した針を「入」（縫い終わりと同じ場所）にさし、
生地の裏で玉止めをします。
続けて方向を変えて縫いたい場合は、↓の画像のように、
次の位置に針を出します。
これで基本のアウトラインステッチをすることができました♪
思ったより簡単だったのではないでしょうか(*＾＾*)
このアウトラインステッチを使って、いろいろと応用してみましょう♪
↓アウトラインステッチを使って、レッスンバッグにキラキラマークをデコってみました(*＾＾*)
※キラキラマークの作り方は簡単なアウトラインステッチの図案集(キラキラマーク)をご覧下さい。
↓アウトラインステッチを使って、名前も刺繍してみました☆
※名前を刺繍する方法はアウトラインステッチで名前を刺繍する方法をご覧下さい。
