端ミシンなし裏地なしの簡単な子供用エプロンの作り方を紹介します♪●
腰の後ろでひもを結べない娘のために、ひもをマジックテープでつけるだけ、形も型紙などのいらない簡易型のエプロンを作りました。
裏地なし、切り替えなしのシンプルなタイプのエプロンです。
エプロンの本体の裁ち目は三つ折りで始末しますので、ジグザグ縫いやロックミシンといった裁ち目の始末をせずに簡単に作れます。
ポケットがついていますが、省略することも出来ます。

※他にもエプロン・三角巾の作り方を紹介しています。
・エプロンの作り方(一覧)

まずは生地を裁断してみましょう。(以下の分量は参考です。裁断はサイズをご自身でよく確認した上で、慎重におこなってください)
<材料>
↓下の画像のサイズでエプロン本体用の生地を裁断します。

・5cm×40cm(首周りのひも用)
・5cm×42cm(腰周りのひも用)
・18cm×22cm(ポケット用)
・マジックテープ(2.5cm×1.5cm 2組)
私はチャコペンと定規などで生地に直接線を引いて裁断します。(型紙は作らないです)
☆サイズの計算方法
(本体を違うサイズで作る場合や型紙を作る場合の参考にしてください。)
エプロン本体は出来上がりサイズに縫い代を2cm足して裁断しました。
お子様の体に合わせて調節してくださいね。
ちなみに我が家の娘は身長120cmくらいですが、少し大きめに作りました。
<ひもをつくりましょう!>

5cm×40cm、5cm×42cmで裁断した2枚の生地から、
1.5cm×40cm、1.5cm×42cm のひもを 2本 作っておきます。
↓作り方は、こちらの持ち手の作り方と同じです。
持ち手の作り方
切りっぱなしになっている左右のわき(斜めになっている部分)を三つ折りにして、幅1cm程度の縫い代を作ります。

※私は爪で折り目をつけただけですが、気になる方はアイロンがけをオススメします。
縫い代のきわ0.2cmを縫います。

↓縫ったところです。

切りっぱなしになっている上の部分を三つ折りにして、幅1cm程度の縫い代を作ります。

※こちらも私は爪で折り目をつけただけですが、気になる方はアイロンがけをオススメします。
三つ折りにした縫い代の右はじにひもを挟み込みます。

挟み込んだひもを上に倒します。

↓横から見るとこんな感じで挟み込まれています。

縫い代のきわ0.2cmの部分を直線縫いをします(縫いはじめと縫い終わりは返し縫いを忘れずに・・・!)。

※ひもも一緒に縫ってしまいます。
ひもだけさらに縫います。(縫いはじめと縫い終わりは返し縫いを忘れずに・・・!)。

↓ひもの部分を縫ったところの拡大図です。

切りっぱなしになっている左右の両端の部分を三つ折りにして、幅1cm程度の縫い代を作ります。

※こちらも私は爪で折り目をつけただけですが、気になる方はアイロンがけをオススメします。
三つ折りにした左右の縫い代のうち右の縫い代の一番上にひもを挟み込みます。

挟み込んだひもを右に倒します。

ちなみに、左の縫い代のはじはこんな風になっています。

左右の縫い代のきわ0.2cmの部分を直線縫いをします(縫いはじめと縫い終わりは返し縫いを忘れずに・・・!)。

※ひもも一緒に縫ってしまいます。
ひもだけさらに縫います。(縫いはじめと縫い終わりは返し縫いを忘れずに・・・!)。

↓ひもの部分を縫ったところの拡大図です。

↓これでひもの取り付けが終わりました~。

切りっぱなしになっている下の部分を三つ折りにして、幅1cm程度の縫い代を作ります。

※こちらも私は爪で折り目をつけただけですが、気になる方はアイロンがけをオススメします。
縫い代のきわ0.2cmを縫います。

↓縫ったところの拡大図です。

さあ、もうすぐ完成が近付いてきましたね♪
ひもの先端を少し折ります。

マジックテープを縫い付けます。

※チクチクしている方を縫い付けます。
同様にして、もうひとつのひもの先端にもマジックテープを縫い付けます。
上の縫い代の左端にマジックテープを縫い付けます。

左の縫い代の上端にマジックテープを縫い付けます。

↓両方のマジックテープをつけるとこんな感じになります。

ポケットをつけない方はこちらの工程は省略してください。
※ポケットの作り方とつけ方は基本のポケットの作り方をご覧ください。
↓裏からみるとこんな風になっているポケットを

↓こんな風に縫いつけます。

↓縫い付けるとこんな感じになります♪

※ポケットをつける位置はお好みでかまいません。
私は、娘に実際に着させてみて、ちょうどよさそうな位置にポケットをつけました。

お疲れ様でした!
完成です♪